2018本屋大賞獲得・辻村美月さんのデビュー作をオススメしたい!【冷たい校舎の時は止まる】

 

おはようございます♪

 

何を今日は紹介しようか、と深夜に考えているうちに朝になっていました(;゚Д゚)笑

なるべく色々なジャンルで紹介していきたいと思っているので、今日はオススメの小説についてお話を。

 

 

辻村美月さんをご存知でしょうか?

辻村さんの作品の一つである『かがみの孤城』が2018年本屋大賞を獲得したことで上半期に話題になられたので、ご存知の方もきっと多いと思います。

 

そもそも本屋大賞とは何か?という方もいるでしょう。

 

ざっと言うならば、

 

”書店で働く書店員さんのみの投票によって選ばれる賞です。”

 

これだけでこの賞のすごさがわかると思います!

 

 

「本は全く興味ないんです…」という書店員さんももちろんいるでしょうが、大体の人は「本を読むことが好きです!!」という書店員さんが多いと思ってます!勝手ですが!!笑

 

評論家ではなく、書店員という自分たちに身近な方たちによって選ばれた大賞ということで、本を読むことを趣味にしている人はもちろんのこと、本は普段読まないけど何か読んでみよう、と思っている人も手に取りやすい作品になってます♪(●´ω`●)

 

そのような偉大ある賞をいただいた辻村さんのデビュー作である『冷たい校舎の時は止まる』を激推しさせてください。

 

この作品なのですが、僕が高校生で辻村さんのことをまだ全然知らない時に親に勧められたのがきっかけで読みました。

 

当時はアプリゲームやLINEに大忙しだったので、「本を読む時間なんて無い!」って思いあまり読む気がしていなかったのですが、数ページ読んでいくうちにどんどん世界観にはまってしまいました!(≧◇≦)

 

この本は上下巻に別れていてそれぞれ600ページほどあるのですが、本好きの方なら普通なのかもしれませんが、「長い本は嫌だ!すぐに読み切れる作品が良い!」という方にはとても苦に思える長さでしょう。

 

上にも書いてある通り、僕自身もそうでした。

 

しかし気にすることなかれ。

先の展開が気になりすぎてついつい読んでしまいます。

LINEの通知が気にならなくなってしまうくらい読みたくなってしまいます。

(急に連絡が途切れてごめんなさい。笑)

 

そろそろ内容に触れたほうがいいですね。

書きすぎるとネタバレになっちゃうので本書裏のあらすじとその他知ってもらいたい内容を少しばかりお話しします^^

 

 

あらすじ

≪雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2か月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろうーー≫

 

 

気になっちゃいません??(*´з`)

 

学校を舞台にした作品って個人的に感情移入を非常にしやすいと思うんですけど、この作品に関してはそれぞれの人物の心境が非常にすっと入ってきやすいのが特徴だと思っています!

ホラーでは無いのですが差し迫ってくる恐怖や不安が読者にも伝わるように、作品の世界に入り込めるようにとにかく丁寧に描かれています♪

 

読んでいくうちに「もしかして死んだのってあの人…?」という風に探り探りで読んでいけるのも、上下巻合わせて1200ページ程の量を読み切ることのできる要因の一つではないでしょうか!

 

読書感想文で何を書こうか迷っている人、いますよね!

夏休み、たまには家でゴロゴロしてたいという人、いますよね!

辻村さんの作品で何かオススメないかな、と思いの人、いますよね!

 

 

そのような時にぜひこの作品を読んでみてほしいです!!

 

上巻のほんの数十ページを読んだだけできっと下巻まで読み切ってみようと思っていただけるはずです。

 

登場人物についてやどのように話が進んでいくかもっと詳細に話したいのですが、初めて読んでみたときの衝撃を皆さんにもぜひ体験してほしいので紹介はこの程度にしておきます。

 

最後に改めて言います。

本がお好きな方はもちろんのこと、あまり好きではないという方もぜひ読んでみてください!!(*^▽^*)

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